波がホレている(きつい傾斜の波)場合、後ろから投げ出されることがたまにあります。
時にはそのまま水に突っ込んだり、上手く着水できたりですが。
とくに突っ込んでしまったときは、水の中でぐるぐる回りながら、「何でそんなことするの~」とおもってみたりして。
しかし、自分の「なんで」は、まるっきりただの小さい人間のものさしである事に気づきました。
バッキーこと、バックミンスター・フラー。
ひとりの個人が世界を正しく機能させるための効果的な手段を、デザインや今で言う環境などの側面からあらゆる問題を考え提案した、そんな人。 肩書きではいい表せません。
彼は言っていました。
「自然界に過ちはない。」「人間が物を投げるとそれは地球上では地に落ちる、自然はどうすればよいかを知っているんだ。」
きっと何かの理由で波は運動していて、勝手に自分がその上で、勝手に乗ろうとして勝手に上手くいかなかったことに嘆いているだけでした。ただそれだけの事。
バッキーが「宇宙船地球号」という言葉を本として世に送り出したのは1963年のことでした。