2009年8月30日日曜日

半島



東京エリアから南に突き出た房総半島の一番南の僕たちの住む地域は、三方を海に囲まれた、のこぎり山系以南で、安房「あわ」と呼ばれています。

半島のもっとも先端で、北は山にさえぎられている。だから、風土は限りなく島に近いのかもと思うことがたまにあります。

ひとたびそう思うと、限られた資源という島の特徴とうまく会話しながら、文化的にも豊かに暮らしている世界の島文化のことを考えてしまいます。世界都市・東京に地続きで繋がっているこの不思議な島は、僕には魅力的なところにうつります。

2009年8月27日木曜日

晩夏




昼間に涼しい風の吹く日が増えてきた気がします。
思い出に残った楽しい日も、選挙や世の中のことも、いろんなことを包みながら少しずつ季節は秋に向かっています。

そんなことを考えていたら、過ぎていく季節をうっかりやり過ごしてしまわないように、新しいことを発見しながら一日一日、丁寧にすごそうと思いました。

2009年8月19日水曜日

donny



1979年、34歳という短い人生を自ら終えたソウルミュージックのカリスマ、ダニーハサウェイ。
ダニーの名盤「LIVE」は26歳の時の録音。

このアルバムは高校生のころ東京の楽器屋に行っていた時に、ギターを売っていたおじさんが教えてくれて以来、ずーっと聞いています。見当もつかないまま家に帰ってCDを再生したあと、聞こえるyou've got a friendの音にぐっと心をつかまれたのを思い出します。今でも聞くたび深みのある歌声と一体感のあるライブに、スピーカーから録音された71年の会場にタイムスリップできたらなぁと思います。

人種差別も色濃く残っていた時代、黒人のスターとして心に傷を負いながら時代を生きたダニー、初めてこのアルバムを聞いた高校生は、気づけば歌っているダニーとほぼ同じ年齢になっていました。


また、違った聞き方が出来そうです。

ダニーはこんな言葉を残しています。
『自分は自分、人と比べる必要はないんだ。そして、みんな友達なんだ』

2009年8月16日日曜日

星空とスケートボード

観光地ならではのお盆の賑やかさもほぼ去り、静かな夏の余韻が始まります。
この短い時期はこちらに住んでいる人や、少し遅い夏休みの人に用意された落ち着いた夏のひととき。

繁忙期、お盆時期最後の仕事終わり、道端に車を止めて、スケートボードで夜中の海沿いを走ると、半そでには少し涼しくなった風が心地よく、静寂で真っ暗な海には波音とともに白い線があわられては消えていきます。

100メートルちょっとほど走って、空を見ると一面に星が光っていて、少しすると風が止みました。そのまま板に座って見上げていると流れ星がちらほら。

2009年8月9日日曜日

longboards

以前から「ロングで入ろうよ」と話していた、友人のOさんと海に入った今日。

途中、空を見上げると太陽の周りを囲むように、まん丸な円を描く虹が出ていました。しばらくその虹を見ていました。



いつもなら朝6時ごろから入って、9時前にはあがるのですが、今日は波のサイズは大きくないものの、9時ごろから、ゆったりとした波がサイズを上げながらコンスタントに入ってきはじめたので、お互いつい夢中になってしまいました。海からあがり、片付けをしているとお昼の知らせが聞こえてきました。思わず顔を見合わせてしまった瞬間。

気の合う仲で、ともに波に乗るってこんなにも楽しい。同じ波に乗ったり、お互いの乗ってる様子を見て楽しんだり。基本は一人で楽しむサーフィンですが、それぞれが楽しい時間をすごしてる事がわかるから、いいんだと思います。ロングボードの上でまさに時間を忘れた夏の一日でした。

2009年8月7日金曜日

ハーモニカ

曲にあわせながらでも、気ままにでも吹いているととてもリラックスできるのがハーモニカ。
車のダッシュボードにはハーモニカがしのばせてあり、たまに吹いています。

このあいだ、月の光が水面に反射する海沿いの道を走っているときに ラジオから流れてきたenglishman in newyorkにあわせたのがとても気持ちよかった。

交通量が少ないときにやっています。