今回の山歩きは、「つべのやま」。
町から見えるこの山の斜面は、幼いころから木が一本もなく別世界のように削られているのだけれど、今回は削られていない山の裏側にある細い道から登ってみようと出発しました。
ここはルートの整備がされていない山で、以前に登ったハイカーがつけたガイドテープと人の通った跡を見出だしていく登り方。
行く手をふさぐ倒木や、ケモノの匂い、サルの群れ、ヌタ場というイノシシの泥浴びをする場所など、湿っぽさの強い自然を味わうことができました。
削られていない側もまた、別世界のように草木は黙々と力強く命をつないでいました。