2010年4月18日日曜日

珊瑚

土曜の夕方毎週楽しみにしているあるラジオ番組があり、今日は海の生き物についての会話だった。

珊瑚は小さい穴のようなポリプという部分と、その中に住むカッチュウソウという生き物が行う光合成との共生で群体をつくっているのだそうです。

以前から地元の町にも珊瑚がいるというようなということを聞いていながらも、沖縄に行ったときには珍しそうに珊瑚を拾ってきました。やっぱり珊瑚は南の方のものだというイメージだったのです。

しかし珊瑚の生息域が近年変わってきているといいます。
海水温の上昇によってこれまでサンゴに適していた海域は生きていけないエリアになり、彼らはどんどん北上しているそう。日本で言うと沖縄などの海域から、東京湾や勝浦あたりに引越しだしているのだとか。

いわゆる温暖化ってやつ。
「温暖化」ってのはいろんな意味で使われるけど、僕は人間の営みなんかよりもはるかに大きな地球のリズムでは温暖化だって必然なことなんじゃないかなと思えるのです。そんな気がするのです。
館山内部の陸地からも古代の大きな珊瑚の化石が見つかっていますし。せっかく近くに越してきた珊瑚さん。機会があれば見に行きたいと思います。