
先日行ったカレーのおいしいお店、 タビビトノキ に飾られていた、魚のオブジェ。
古い牛舎を改装した店内の壁に、さりげなく風に揺られていました。
胴体は、葦のような植物が細い鉄製の紐で束ねられていて、尻尾は木彫りでできています。
疑似餌にしてはちょっと弱そうなつくりでした。
どう使うものかはわかりませんが、手にとって見ていると、豊かな漁への祈願が込められている気がしました。
どこかの国の一家族の乗る、小さい手作りの船にぶら下げられているシーンが浮かんできます。
自然と、人間のいとなみの間にある何かを感じます。