先月、山のなかにある観音堂に行ったとき、大きなイチョウの木の隣にある、古い看板にこんな事が書いてありました。
自然をとうとび、
自然を愛し、
自然に親しもう。
自然に学び、自然の調和を、
そこなわないようにしよう。
美しい自然、
大切な自然を
永く子孫に伝えよう。
思わずその場で少し物思いにふけってしまいました。自然は沢山あると思いながら過ごしていたけど、実は全然知らなかった。
確かに目に入ってくる緑色の多さは都会に比べたらとても多い。
でもせっかく緑の多いところに住んでいるのに、それに触れていない自分に少し恥ずかしい気がしました。これじゃあアタマは都会に住んでるのと変わらないじゃないか。ただ緑色との距離が短くなっただけじゃないか?
いつからあるか分からないけど木々に囲まれ、薄汚れた小さい看板が教えてくれた事はとても大きい気がしています。