2011年5月28日土曜日

道端と星空



この前の夕方は久しぶりにぼんやりとギターを弾いて過ごした。

部屋を出て少し歩くと浜辺に小さい畑がある。
そこは幼馴染の家の畑で、いつもそこにいるのは彼のおばあちゃんだ。

久しぶりにおばあちゃんと話をした。話題はひ孫のことや僕の小さい頃の話。

その夜は幼馴染と二人でさっきの畑の前に行き、お互いの子供の話なんかをした。
街灯が消えていた事もあって、空にはきれいな星が見えた。

2011年5月27日金曜日

市電ノスタルジア



ある陶芸家さんと東三河の豊橋という街について話をしていた時にこんな事を言っていた。
「夜の市電の明かりは、ゆっくり動いて、まるでそこだけがタイムスリップしているかのように見えるんだ。」

市電と共存した豊橋の路上に慣れていない僕のようなビジターは、ゆっくりと不意に現れる市電の気配に驚かされる時がある。

でもなぜかそれを許せてしまうのは、彼が腰の曲がったお年寄りにも似た穏やかな雰囲気を持っているからだろうか。