2011年2月6日日曜日

サッカーと音楽



小学校の頃は本当に朝から晩までサッカーをしていた。
試合も好きだったけど、勝ち負けよりも仲間とパスの呼吸が目配せでバッチリ合うことや、抜けるかどうかを賭けて、ドリブルで相手に向かっていく事に血が騒いでいたのを思い出す。

特に一人抜いて、体制を崩しながら次の相手に向かうときに感じるあの変拍子がなんともたまらなかった。
高校からギターを弾くようになり、音楽でいうところのグルーヴを感じ始めたときにフラッシュバックしたのは、かつてのドリブルで体験した変拍子だった。特にファンクやラテンの曲で本当に感性にヒットするもの聞くと今でもドリブルで抜く相手の背後にゴールが浮かぶことがある。

生前のボブ・マーリーは、サッカーを愛していたという。
きっと彼はボールと仲間が好きだった。それに彼のバンド・ウェイラーズのメンバーのバニーもサッカーを好む。ウェイラーズのタイトでノセるあの素晴らしい演奏は、バンドの中にサッカーの魂が住み着いているからではないかなと思える。

今日はボブの誕生日だ。動画を見ていたら、僕がウェイラーズを好きになった理由のひとつは、サッカーと音楽がつながっていたからなのかなぁなんて思えてきた。