2010年6月13日日曜日

若冲



今日は若冲を見に千葉市美術館へ。
確か、スタジオヴォイスのアートブック特集か何かで、小さく若冲の版画が載っていたのを見て以来、機会があったら版画モノとそのほかの作品がずっと見てみたいと思ってました。

気になったのは、若冲が売茶翁に憧れていたらしいということ。売茶翁といえば江戸時代の京都で、簡素な席を設けて煎茶を売ることを生業にしていた僧。多くの人が彼の話に聞き耳を持って訪れたという。今でいうコミュニティカフェみたいだったんじゃないかと思います。

動植物の絵はさることながら、版画や墨絵がこんなに素敵な作品だったとは。
動物や野菜といった身近にあるものに美をとらえて、大きな世界観にしてしまう若冲が好きになりました。
代表作の鯨と白い像は明日から公開、もう一回行こうかな!