2012年6月28日木曜日

食堂


いつかの夕陽


ベビーカーのひさしは少し短い。座面からプラプラと気ままに丸を描く足は、本格的な夏の日差しになる前だけれど割とすぐに日焼けをする。それもまたよいと思うけれど、散歩はやっぱり少し日が傾いたくらいの頃が風も気持ちがいい。
浜には2メーターくらいの遊歩道を兼ね備えた防波堤がある。そこを直接登るにはベビーカーにはとても急で難しい。だから30メーターくらい遠回りをして、水溜りができるようなごつごつした緩やかな坂を歩いて遊歩道に出る。自由に歩けるようになったら、堤防を駆け上がってみて欲しい。そうしたら、光る夕日が目に飛び込んでくるぞ。