散歩と坂

好きな場所

あちらとこちらのハザマ。きらやかな潮風の場所。

とくとくとく。

十か月になった娘が、寝息をスゥピーさせながら隣で寝ています。

掛け布団から伸びた手首はふたつの団子ような形。

起こさないようにそーっと、人差し指で手首に触れてみました。

暫くして、指の腹にこそばゆい動きを感じました。
小さいながら、力強いそれは脈拍の動く感触です。

掛け布団をかけて、また明日。

本が読みたい！

まるで頭の中が軽くさび付いたような鈍い感じ、よく言うマンネリというやつでしょうか。
そんな状況になるときまって、「そういえば、ココ最近本を読んでいないなぁ」と気づくことが多いです。

今や動画やwebテキストなんかも星の数ほどあって、苦労せずにたくさん手に入るもの。
ためになるのだけれど、そればかりだと身になっているのか疑問を感じることもしばしば。

やっぱり、本が読みたい！
静かな部屋で、ゆっくりページをめくりながら、寝転んだり、姿勢を正したり、お茶を飲んだり、メモをしながら。

本にはホットスポットがあるように思います。
好奇心ど真ん中の文脈のなかで、著者と通じ合っているような時間。

うーん図書館に泊まってみたい！