2010年12月19日日曜日

松枯れに炭を



幼い頃から、家の前に浮かぶ松の茂る島を見ては、松は枯れるものだと思っていました。
その反面、松の枝ぶりや葉の美しさをずっと感じてきました。

松枯れの対処について調べると、どうやらよく言うところの「松食い虫」だけが理由でないようで、炭などを蒔くことによって土壌を健全に導き、その結果松自身の抗力を引き出すという手法が効果的だそうなのです。

このことを知って以来、松枯れの現場に炭をまきたいと思っていました。

思っていたらこれがまたタイミングが重なるもので、今日実家を訪れると裏手の空き地にかなりの量の木炭がきれいにおいてありました。なんでも先週地区掃除があり区民で燃したものがそのままになっていて、処分に困っていたのだとか。。今日は炭を蒔くぞと思っていたのでそれはそれは驚きました。

その炭を持って弟と島に行き、炭を巻きました。
すぐに効果はきっと出ません、そのまま枯れ続けるかもしれません。
しかし個人的な動機ですが、思い出の原風景は残って欲しいじゃないですか。

今はとっても清清しい気分です。
またやろう!