2010年5月30日日曜日

みどりさん




東京に住む友人夫妻がこちらにドライブにみえるということで、一緒に千倉あたりで過ごしました。
写真はbinoweeさんで今日買った植物、丸い葉っぱに愛嬌があります。
前にイラストで見てから気になっていたのです。夏のはじめにイクラのような実のついた、かわいい花が咲くそう。ブラジルが生息地らしいのですが、名前は何だったかなぁ。

また、コーヒー飲みましょうね!

2010年5月23日日曜日

修繕して、ながく使いたいもの。



高校の頃、たしか家族で出かけた帰りにたまたま見つけたもの。
うちわを探したりはしていなかったのだけど、紋様と佇まいがとても気に入り買いました。初めて買った房州うちわです。久しぶりに出してみると縁の部分が傷んでいました。このうちわは永く使いたいので、うちわ屋さんにリペアしてもらえないかなと思ったのです。

2010年5月19日水曜日

aloha shirt & fan



この間の初夏のような日に、皆で浜にたち寄り、何時間か過ごしました。
着なかったけれど、陽気に誘われて家からアロハシャツを車に乗せていきました。
夏っぽさを感じると、ついつい気が早くなってしまうのです。うち一人はすでに泳いでいました。

アロハシャツとうちわは、浜に似合います。
スプーナーのアロハ生地はうちわの和紙と相性がいいです。

2010年5月16日日曜日

うれしいとき

うとうとと、寝に入りそうな時に誰かがブランケットを掛けてくれた時。
夏の暑い日に、隣にいる人がうちわを扇いでくれた時。
そんな光景を見た時。

そういう時ってなぜかちょっとうれしくなります。

2010年5月13日木曜日

年輪のはなし



幼稚園の頃から家にあった絵本。木の年輪について子どもにわかるように書いてあります。
小物や家具も、木の質感や匂いのあるものが好きなのはこの本をよく眺めていたからじゃないかなと思う。

木は大きく成長しながら、その成長の記録を書き続けているんです。
例えば近くの工場が煙を吐きはじめたころから、年輪の幅が狭くなっていたり。と、木は世の中の変化の証人でもあるかのようです。
今読むと、たくさん発見がありました。 

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「地球のかぎりある石油資源は、つかえばいつかなくなる。木はたいせつにそだてていけば、無限に増えていく。山の木は、酸素をつくってくれ、山くずれやなだれを防ぎ、たいせつな水資源をまもり、気候もよくし、素晴らしい遊びの場になる。よい木を育てるにはかなりの努力がいる。 木をたいせつに育てよう」。

2010年5月11日火曜日

ありがと!



アコとニール夫妻がまた遊びに来てくれた。

「いらっしゃい」というより、「おかえり」といった感じ。

3つのフィルムカメラで、うちわの写真をたくさん撮ってもらいました。出来上がりがたのしみ!

とってもらった写真で、個人的なうちわの本を作ります。

それにしても、ふたりのまわりにはいい風が漂っちゃうから素敵なのです。

2010年5月6日木曜日

砂山の曲



ゆっくりと、お気に入りの場所に曲をつけていこうと思います。
一回目は平砂浦の、砂山。

浜の砂が風で運ばれ、1㌔ほど内陸の斜面に溜まっている。
いったいどれくらいの時間と風が砂を運んだんだろう?

ここは、風と時間の記憶が詰まった美術館のよう。砂山に愛を込めて!

どんなに扇いでも



先日うちわ職人さんのお宅におじゃました時に、見せてもらった紙です。
小学生の学習旅行で行われる、うちわ作り教室での感想文。

最初の感想が面白くて、「なるほどっ!」とみんなで笑いました。
きっと、書いた彼にとっては大発見だったに違いない。

今年も小学生から大人まで、沢山のひとがうちわ作り体験をやっているそうです。
そのうち参加してみよう!

2010年5月5日水曜日

山に漂う花のかおり



続いた陽気のせいか、山の草木がいっせいに青々としてきました。
ちょっと前までは、山の緑の中に野生の桜が白いモザイクが綺麗でしたが、今は紫色がところどころに散らばっています。

深い山が迫る鴨川-勝浦の海岸線より山を登る道沿いには、このところ野生の藤がたくさん咲いています。
藤と新緑木々の香りに包まれながら車をで走らせるのが最近の楽しみ。鳥の声もたくさん聞こえるし、朝通ると一日良い気分です!

ハワイ島のヒロ郊外の古い橋があるあたりは、勝浦のあたりと似た、いい雰囲気があります。

2010年5月4日火曜日

裸で宇宙旅行



家の近くの銭湯には露天の岩盤浴があり、気に入っています。
昨日の仕事終わりに、はじめて夜の露天に寝そべりました。小さな木の枝越しに、星がひとつだけ見えていました。ぼんやりと星を見ていたら、イームズの "powers of ten" のようにあそこまで行ってみようという気になり、目を閉じました。

ピクニックの洒落た昼寝姿でなく、素っ裸で石の上に寝ている間抜けな自分を見下ろしながら上空から宇宙へとゆっくり登って行きます。はるか先の見ていた星あたりにつくと今度は逆戻り。徐々に戻っていきます。地球→日本→関東→東京湾→館山のあかり→銭湯と降りていくと自分の姿が見え始め、薄目を開けました。

すると隣には気持ちよさそうに湯気をまとい、大の字を描いた小学生くらいのボーイが空を見ていました。
彼が空に向かって「はぁぁ~っ」っと気の抜けたため息をはいたとき、僕の旅行は終わりました。

2010年5月2日日曜日

アスファルトの下



例えばハワイには、観光のためのフラダンスと言われるのとは違った、「フラ」がある。
僕はどちらかというと、ハワイのもともと根付く文化に惹かれます。

ワイキキは新宿が海にくっついたみたいなところだった。隣でたのしそうに波に乗っていたのは観光できているらしき白人のおばさん。

ハワイの島々は海があり山があり、なんか房総と似てるような気がするから好きです。
この60年は楽園として売り出され、いろいろな人が訪れる島。アスファルトの下にはそんなハワイのかつての記憶が息を潜めている気がします。

ダイアモンドヘッドが、まだ「マグロのおでこ」と呼ばれていた時は、ここはどんな風景だったんだろう?