2010年4月19日月曜日

Orquesta De Rana!



早いところでもう田植えが始まっています。

今晩の帰り道は窓が開けられる気温だったので、開放的に車を走らせました。
毎日通る広い田んぼの中を走る農道にさしかかると、蛙たちのオーケストラに包み込まれました。

大きめに流していたベンハーパーの音色と相まって幻想的なサウンドに!

パソコンに向かっている今も、外の田んぼから楽団の音は聞こえています。

down to earth

今日は外苑前で行われた映画・「降りてゆく生き方」の上映とトークイベントへ。

トークをしたのは映画脚本を作るのに参考にされた方々と、主演の武田鉄也さん。
映画では、現代社会においての経済活動優先の競争的な生き方を「登ってゆく生き方」と呼び、それと反対の共生や自分らしい生き方を「降りてゆく生き方」と言っていました。

そんな内容を聞くと、どこかお金や今の経済活動を否定してるように感じがちですが、トークをされた方たちは降りてゆく生き方を通して、自分の商売をしっかりとやっているところが素敵に思えました。
地に足が着いているってこういうことかなって。

会場には20から60代くらいの方が長蛇の列。バブル景気を経験している人は、当時と劇中の価値観にハザマを感じるかもしれないけど、僕たち世代はバブルの感じもわからないし、はじめっから登って行くような感じでもない。なので、うまくバランスとるのが役目かなぁ。なんて思ってみたり。

印象に残ったのは、りんご農家、木村さんの話の中で武田さんが言ったひとコマ。
「たいせつなのは、誠実な生産者と誠実な消費者の一対一の関係、物を買うということは作っている人を応援するということだと思うんです」。

せっかく買うんだもん、応援したい人に気持ちをわたす感じで買いたいなぁって思います。

映画のあとはアースデイ・トーキョーへ。